2020/04/27 00:40



かつて県内唯一のブランド茶として知られた世羅茶ですが、時代の変化とともに扱う農家が激減。

そんな幻ともいえるお茶を復活させようと有志5人で結成したのが「世羅茶再生部会」です。



「子どもの頃に当たり前に飲んでいた世羅茶を、また多くの人に飲んでもらいたい」と代表の戸田さん。



放置されていた茶畑の管理を引き受け、新たなお茶づくりに取り組んでいます。



日照時間が長く寒暖の差が激しい高原で育つ世羅茶は、まろやかな甘みと豊かな香り、すっきりとした後味が特徴。



「特に春摘みの番茶はカフェインやタンニンが少なく、子どもや妊娠中の女性も安心して飲むことができます。



スタンダードな番茶や煎茶に加え、地元産のフルーツをブレンドしたコラボ紅茶、この活動に賛同した道の駅世羅と「運動応援茶 せらせら茶茶茶」を開発するなど、世羅茶でつながる地域の輪が広がっています。